料理家でハンターガール。 | eplesu
えぷりーず。京都で自分の起こした酵母でパンを焼いている小さなパン屋。
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最近読んだ本です。
「料理家ハンターガール奮闘記」

田舎でも野性動物が畑を荒らしてしまうなど被害が出ていると聞くし
母の田舎でも柿の木があると熊が出るからと切ってしまう家が増えているそうです。
うちでも人気のない山手に行くと夜に鹿を見ることがよくあります。(さすがにそれはかなりの山道ですけどね)
野性動物の被害が出ている理由として食物連鎖がうまく働いていないことがあるようです。
昔は頂点に「日本オオカミ」が君臨していて食物連鎖がうまくまわっていたけど狂犬病の問題などによって人間が絶滅に追い込んでしまったと聞きました。
この間どこかで日本オオカミの剥製を見たんですけど日本オオカミって小さいんですね!
外国の大きなシェパードのようなオオカミを想像していたのでびっくりしました。
オオカミの問題は複雑なようで安易なことは言えませんが色々と考えてはいかないといけない問題ではあります。
日本オオカミ協会

オオカミの次に頂点にたったのは猟師です。
人が狩りをして食物連鎖はそれなりにまわっていたようですが最近の若者は殺生を好まないため猟師の数も激減してしまいました。
確かに一昔前は鹿、猪、熊の肉が子供の頃の食卓にありました。
肌にいいからと熊の油を顔に塗られた時には臭いで仰け反りましたけど。。。。(ごめんね熊ちゃん)

前から肉を食べるならジビエだろうと考えてはいたのですがこの本を読んで余計にそう思いました。
食物連鎖のこともあるし、何を食べているのかちゃんとわかるものを食べることも大切だなと。
この本は料理家の女性がハンターガールとなり動物を自分達でさばき頂くことで色んな葛藤のなかで答えを見つけていきます。
殺生をするということはかなりの心のダメージがあるんだろうと思います。
でも肉を頂くということは知らない間に殺生をしているということ。
食べることを選択して生きていくのであれば本当はこの心のダメージと戦わなければいけないんだなと思いました。
今、私たちはそこを他人頼みで生きているのでこういう本を読むことも大切だと思います。
そうすればもっと食べ物に対して感謝の気持ちが生まれるんだろう思います。
子供たちに読ませたいと思ったのですが「リアルすぎる」と拒否されてしまいました。
うーーーむ。
うちの子たち世代なんてホントに食べ物の姿を知らないで(想像もしないで)食事をしてしまっていると思うんですよね。
食べることに感謝の気持ちが薄いような気がするんです。
生まれたときから物が溢れてるからなぁ。。。
食べ物は食べ物でそこに命があるなんて考えたくないんですよね。
リアルすぎるという言葉は今の子供たちをよく現してるなと思います。
溢れた食べ物。
望めば簡単に手に入るから気に入らない物は食べなくてもいい。
そんなのは嫌だなぁ。
食の問題は本当に深いです。

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